あれま
試着室。従業員カードを見て、『従業員の方ですか?』と一言。
『トイザらスで働いているんですけど、、そういえば、、いつも、ゴミ出ししている方、、ですよね?』
『やっぱりそうですよね!見たことあるな、と思ってました!』と、顔を赤らめたその瞬間が可愛らしかった。
毎日同じタイミングで
いつも挨拶してくれる人がいる
そして目が会うたびに
なんでもない毎日がとても楽しくなった
つまらないことさえも、高速でこなす
君と会う偶然を必然にしたくて
名前も年もわからない
距離を縮めたくて友達に打ち明けたりして
恋してしまったことに気が付く
どうやって距離を縮めるか
そんなことばかり考えて
やるべきことがあるのに手に付かない
ある日勇気を出して話しかけた
『知らぬが仏』という言葉があるわけを知った
君は誰かとすでに幸せ
僕の入る余地はない
どこかで期待してしまう
もっと知りたいもっと
欲望の矛先をどこに向けたらいいの