卒業式
卒業式。学生時代が終わった。
「学生生活に悔いはないか?」
という問いに対して、「悔いはない」と自身を持って答えることができる。
でも、そう答える自分に、どこか違和感。
この違和感の正体は何だろう。
悔いはないけど、「あの時に戻れるなら、今の自分ならこうする」と思うことはたくさんある。これだ。でも、それは後悔ではなく、成長の証なんだろうな。
過去の自分と今の自分が同じ選択をするとは限らないわけだし、
考え方は変わるものだと思っている。
昔は一本筋の通った男がかっこいいと思っていた。
でも必ずしもそうではないんじゃないかって思ってる。
いろんなことを学んで、いろんなものに影響を受けて、いろんな自分を知って、
過去の自分の選択に、時には無責任になってもいいんじゃないかって。
そんなことをぼんやり考えてる卒業式後の夜。